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3月2日のたより

”烈風”



みなさん、こんにちは。梅だより3月2日号をお届けします。
昨晩の大雨からうってかわり、今日は抜けるような青空です。今年の花の取材でこんなに良い天気なのは始めてかもしれません。…が困ったのは強烈な西風。昨日の低気圧に吹き込む風が荒れ狂う日曜日の午前中でした。それでも、気温はあたたかく、羽織る上着も一つ薄手のものに。これが春一番なのかなあ、と思いながらいつもの通り吉野梅郷へ。
 

さて、出かけてみると様子が少し違います。
国道沿いには梅祭りのピンク色の提灯がかかり、一歩公園に近づくとたこ焼きや大判焼き、お好み焼きや焼きそば(って食べ物ばかりが目につくのでした(^_^;))の露天が軒を並べます。公園の中にも先週までのやや閑散とした雰囲気とはうってかわり、散歩する人、三脚を構える人たち、ベンチでお茶をのむ人たち、と賑やかさに心も軽くなります。
 

梅の様子はというと、ようやく遠目にも「開花」がわかるような咲具合。街道から公園の一部が遠望できるのですが、紅梅のピンク色が鮮やかに呼んでいるのがわかります。実際に近寄ってみても、早咲き系の紅梅(八重寒紅や紅冬至、増井緋梅など)は最も咲いている場所で7〜8部咲き、白梅も種類によっては3〜5部咲きとだいぶ華やかになってきた感があります(それでも、北側に向く斜面や西斜面の花はまだ1、2部といったところですが)。

「花」そのものを愛でるのに良い季節になってきたといって良いでしょう。そういえば…カメラを構えている人たちのレンズを見てみると、望遠レンズやマクロレンズなど、風景を「切り取る」系をよく見かけた気がします。広角レンズの出番はもう少し後と言うことでしょう。

そして、来週はいよいよ筆者「超」オススメの紅梅「朱鷺の舞」なども花をつけ始めそうです。来週の取材がいまから待ち遠しいものです(^.^)。

そして、先週も行った「明白院」のしだれ梅も見てきました。日がかなり高くなったにもかかわらず、何人もの方がカメラを構えていました。ここは、山門をバックにしだれ梅の迫力ある写真が撮れるので、是非立ち寄ってみると良いかもしれません。満開は週半ば〜来週末くらいが一番の見頃かと思います。

また、久しぶりにここ「青梅」の地名の由来にもなった「金剛寺・将門誓いの梅」も見てきました。改めてきてみると、誓いの梅そのもののすばらしさもさることながら、こぢんまりとした境内にセンスよく配置された梅と境内の雰囲気がなんとも良いものです。青梅から日向和田まで散歩がてら歩く方もいらっしゃると思いますが、その際には是非立ち寄ってみると良いと思いますよ。
 


 


花の辞典にも今日の状況が書いてありますので、そちらもご参考にどうぞ★