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3月9日のたより

”ポカポカ陽気”



みなさん、こんにちは。梅だより3月9日号をお届けします。
先週は寒の戻りがあり、月曜日には春一番、木曜日には青梅でもみぞれ交じりの雨になりました。そんな気候の変化の激しい一週間だったこともあり、梅郷はどんな様子かなあと、興味津々の取材です。

朝、出かける準備をしていると、すでに家の前の国道には長い渋滞の列がのびています。目的は…やはり吉野梅郷というかたも多かったようで、周辺の駐車場はすでに満杯、例年の経験から3月に入ったらバイクで来ないと近づくことすらままならない、という経験が役に立ちました。

そんな様子からもわかるように、今週から一気に人の数が増えたような気がします。公園の前には露天が立ち並び、梅郷の街中では梅の花や梅干しの即売会が開かれたりと、一気に「お祭り」気分が高まってきます。公園の中では家族連れの方たちもたくさんきており、咲き始めの花の下で、おいしそうなお弁当の「花」を開かせていました。

そして、いつものように公園へと足を向けると、まず先週と違うのは去年から始まった「料金所」が解説されているということ。すでにご存じの方も多いかと思いますが、去年から3月一杯は入園料200円が必要となります。公園の中央口と東口の2箇所に料金所が開設されていました。あれだけ広い公園ですからその維持管理は大変だろうなとも思うので「一円たりとも出さないぞ!」とは思わないのですが、荒廃した花の銘板の改修や樹勢の弱った木の手入れなど、ちょっと割に合わないかな、と思う点もちらほら。
せっかくお金をとるのですから、儲けることよりも、きてくれる人がどうしたら楽しい一日を過ごせるか、きて良かった!と思ってもらえるかに是非ともお金を投入してもらいたいものです。

さて、そんなことを思いながら公園に入ると、やはり少しずつですが花は咲き始めています(当たり前ですね(^_^;)。)。が、まだまだ、公園内全域が花見バッチグー!というわけでもなく、公園の東側斜面のもっとも日当たりのいい場所が7部咲き程度、公園の大半を占める北側斜面は2〜3部咲き程度と、もう少し、もう少しだけ見頃は先のようです。

そんな様子に観光協会の人も気を遣ってか、入り口で「ここから見える景色ではまだ咲いていないように見えますが、東側では満開に近づいていま〜す」とスピーカーで説明をしていました。なるほど、こんなところに「サービス」がす少しだけかいま見えたような気がします。

遅まきながら「梅祭り情報’03版」を更新しました。ご参考にどうぞ。

[おまけ]
ふと見ると、公園の脇に流れている小川の土手に、オオイヌノフグリの花が咲いていました。 大きさ1センチに満たない、どこにでも咲いている小さな花なのですが、何となく乾いた風景に彩を見せてくれる梅と同様に、その淡い青紫の花がとても可愛らしく愛らしい春の日でした。
 


花の辞典にも今日の状況が書いてありますので、そちらもご参考にどうぞ★