みなさん、こんにちは!
2月22日の梅のたよりをお伝えします。
皆さん…今は2月ですよね…。
ええ、もちろん判っています。でも、今この記事を書いている僕は半袖のTシャツ。もちろん、部屋に暖房などは入れていません。特別僕が寒さに強いわけではなく、とにかく…暑い!付けっぱなしのテレビからは今年一番の暑さで、九州のどこぞやでは25℃以上の気温を記録したそうで、なんと4月中旬の陽気だとのニュースが流れています。取材は朝早くだったのですが、コートを持って行って大失敗。汗だくになりながら公園の丘を登ってゆきました(^_^;)。
そんな、暖気に梅の花々も反応しないわけがありません。吉野街道から見える公園は、紅梅の鮮やかなピンクが遠目にも目に付き、街道沿いに植えられている紅白の花々は満開に近い咲き具合です。
公園に着いても、普段は車一台泊まっていない東口の駐車場もかろうじて僕の小さな車が入れられる程度。人の気配…ざわめきを近づいただけで感じます。もう、来週からはもう一台の愛車、原チャリで出かけるしかありません(^_^;)。公園内の開花状況は、やはりこの暖かさのせいですね、先週から一気に進んだ感があります。八重寒紅や紅冬至といった早咲きの花々は今日が満開。最高の見頃です。また、普段であれば3月の初旬に花を咲かせる「朱鷺の舞」や「東錦」「持田白」といった花々も既に5分の咲き具合。もう来週には満開に近いくらいの気配すらあります。そして…個人的な趣味なのですが、僕が公園内で最も愛している花「天神」も既に2分、3分の花を付けています。来週には、その愛らしい姿を満開に咲かせてくれているのでは…、とまるで恋人に会いに行くように、ドキドキソワソワしています(^_^;)。
一つ、面白いものを見つけました。
平成14年に開催された第7回「梅サミット」なる催しの記念として植樹された木、「書屋の蝶」と記念碑です。なぜ「書屋の蝶」なんだろうな…もっと綺麗な花はあるのに…と考えてみると…ああ、ここは「吉川英治」の里なんですね。神奈川県久良岐郡中村根岸に生まれた吉川英治は昭和19年吉野村(現・青梅市)に疎開します。敗戦をこの地で迎え、この地で晴耕雨読に明け暮れる日を過ごし、その間地元に溶け込んだ姿を見せた、とあります。うーん、選び方がなかなかイイじゃない?とちょいと関心。横の記念碑を見てみると、「小田原市」「越生町」「田辺市」と全国にも有名な梅の産地が書いてあります。…私事ですが、良く仕事で出向く街もチラホラと見られ、ああ、あの街が有名なのかあ、と変に関心。仕事でなければ駆けつけるのですが…(^_^;)。
そうそう、芝生の中に「オオイヌノフグリ」の群生も見つけました。もう、春は近いですね…
[今週の表紙]
今週の表紙はめずらしく中景を撮ってみました。せっかくの春の日差し、こんな「めでたい」日は紅白で縁起良く…(^_^;)。逆光の中、ちょっとフレアっぽいのが気になりますが…これは仕方ないですねえ。背景は暗いのですが、白梅の面積も広く露出をどうしたものか…と悩みましたが、紅梅でAEロック、花のてかりを押さえるためちょっぴりマイナス補正で適正になりました(C−PLを忘れてしもーた…こんなに良い天気だったのに、アフォですね…トホホ)
★花の辞典にも今日の状況が書いてありますので、そちらもご参考にどうぞ★